フォークソング。70年代に流行ったミュージックであります。
で、私が生まれたのは80年代半ば。
フォークソングのほうがかなりわたくしより年上でございます。
でも、そんな古いものなのに非常に魅力的なものであります。
わたくしはこのフォークソングが大好きであります。
自分が生まれる前の歌が好きなのであります。
生まれる前どころではありません。
まだ、私の両親が出合ってもいない頃の歌であります。
しかし、わたくしは、この頃の歌を聞くと落ち着くのであります。
そして、ものすごく感情移入する。
この頃に青春を迎えたわけではない。
これらの歌を聴いてフィードバックする思い出もない。
それもそのはず、わたくしは産まれてもいないのだから。
それなのに、わたくしはフォークソングが好きなのであります。
この頃の歌にググッと惹きつけられるのであります。
ちょうど、わたくしの両親が青春真っ只中であった頃に流行った歌たちです。
そんな歌たちをその頃まだ生まれてもいないガキが知っている。
そして、非常に惹きつけられている。
さらにはふと口ずさんでみたりする。口ずさむどころかカラオケでビシッと歌い上げてみたりもする。ビシッと歌えているかはわかりませんけどね(笑)
それにしても不思議なことであります。
ただ、不思議だと思っても間違いなくわたくしはこの頃の歌に心を奪われているのであります。それは紛れもない事実なのであります。わたくし、本人が言ってるんですから。
歌というものは非常に不思議な力を持っていると思います。
歌を聴くことによって、人はその頃の想い出を思い出し、さらにはその歌に自分の経験や想い出を重ね合わせたりする。
歌は人の記憶の中に残る力が強い。そんな気がします。
人それぞれ好きな歌があり、フィーリングがあう歌がある。
そして、たまたまわたくしにとってフィーリングがあうものがフォークソングだった。わたくしは勝手にそう思っております。
「22才の別れ」この歌なんて大好きであります。
ご存知でしょうか?50近くの大人たちならよーく知っていると思います。
わたくしはフォークソングが大好き。
では、みなさんはどんな歌が好きなんでしょうか。
自分は意識していなくても、何か惹きつけられるもの、自分のフィーリングにあうもの、それが好きな歌といえるでしょう。
誰にでも1曲くらいはそういったものがあるでしょう。
歌には不思議な魅力がある。
しみじみそう思うのであります。